難病オンナの心の裏側日記

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【闘病日記】⑯(2017.05.22)高安動脈炎、闘病のはじまり。

 

こんにちは、木ノ下コノキ(@kinoshitakonoki)です。

 

 

難病、高安動脈炎という病気にかかったコノキの半年たった今だからこそ語れる話、当時の闘病の様子、そして今も続く現実を綴っていきます。

 

 

高安動脈炎(たかやすどうみゃくえん)についてはこちらも合わせてどうぞ。

 

 

 「ひと思いに殺してくれたら良かったのに」

 

入院中いつもこう思っていた。

 

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高安動脈炎、闘病のはじまり。

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倒れた時の私の脳には血液が10%しか行ってなくて、立つことも歩くことも出来なくて寝たきり状態だった。

 

 

通常、血液は体を巡回するので100%全身を巡らなければ普通の状態(健康)とは言えない。 

 

10%というその量は、気を失う直前をずっと過ごしているようだ。

 

 

入院してからすぐに「いつ死んでもおかしくないから覚悟をして下さい」と医師に言われ、本気で覚悟した。

 

 

苦しい日を何日か過ごして、少し安定はしたけれど寝たきりのままだった。

 

 

起き上がると気絶しそうな状態になり、目はチカチカし目の前は真っ白、頭の激しい痛みと常にクラクラしベッドに横になっていないと意識がどこかに行ってしまいそうだった。

 

医師に「寝たきりのまま退院になるかも知れない」と言われて、中途半端に生き残ってしまった自分を恨んだ。

 

 

このまま寝たきりになって

介護が必要な生活を送って

親に迷惑しか掛けられなくて

 

私は何のために生きるのか

 

正直分からないでいた。

 

 

緊急の入院から約一か月が経ったある日、 

血管の炎症がある程度治まらないと出来ないとされていた手術ができる、と医師から話があった。

 

 

ようやく治療方針が決定したのだ。

 

 

大きな前進。

 

この寝たきりの状態から解放されるかもしれない。

 

一筋の光が見えた気がした。

 

 

手術は、成功した。

 

 

医療って本当にすごい。

 

寝たきりだったコノキの体が、次の日には立てちゃうんだよ。

 

本気で感動した。

 

 

あれから約半年。

 

まだ「元通り」には程遠いけど、まあまあ平穏な毎日を過ごしてる。

 

あの時死ななくて良かったのかも知れない。

 

 

退院してもまだまだ治療は続いているし、これからも定期的な検査は必要で

また近々入院になるかも知れないけど、この病気と向き合って頑張って行くしかない。

 

 

今日は一日掛かって検査しまくってきた。

 

 

来月の検査結果によってまた手術になるかも。

「悪いとこ全部やっちゃってくださいよ」て気分。

でもこれ以上良くなるか分からないことはしないのが外科医よね。

 

 

病気自体は治らないから、きっとこの繰り返し。

内科側で薬の管理して、命に関わる程の悪いとこを外科で手術して、様子見て

また悪いとこが見つかったら...の。

 

 

こんな体になって

去年までの私は一度死んだと思って生活している。

今は第2の人生をどう楽しむか考えているところです。

 

 

きっと楽しい毎日が過ごせるよね(*´ω`*)♪

 

 

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