難病オンナの心の裏側日記

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【闘病日記】㉔(2017.12.26)安定剤は最強!カテーテル検査の際は「安定剤入れてください」と絶対に医師に伝えて!な話。

 

こんにちは、木ノ下コノキ(@kinoshitakonoki)です。

 

 

皆さま、ただいま!(*´∀`*)

コノキは昨日(2017.12.26)、退院してきました。

www.kinoshitakonoki.com

恐れていた「クリスマスも入院中か!?」問題も解決し、それは良かったのですが...今回は今までの入院の中でも最悪な部類に入るほどの本当に大変な入院生活でした。

 

 

というのも、とにかく痛いし酷いという記憶しかない。

 

 

一週間という短い入院生活でしたが、こんなにネタになるような事が起こるなんて(笑)

痛かった、酷かった想い出はここで発散させて頂きます!

 

 

エピソードが沢山あるので、何回かに分けて書いていきますね。

 

 

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本日は、

カテーテル検査が気を失うほど痛くて苦しかった話。

をお送りします。

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コノキはカテーテル検査が今回5回目ってこともあって、かなり余裕!な気持ちで臨みました。

 

 

今までは何となく不安だったこともあって医師に「安定剤入れて下さい」って伝えて来たのに、今回は伝えないまま検査が開始され、意識ハッキリ、目もパッチリな状態で検査を受けました。

 

(※安定剤は点滴も錠剤もあるようです)

 

麻酔は局所麻酔のため、意識はある状態ですが、安定剤を入れると半分眠った状態でふわふわとする意識の中検査を受けることができます。安定剤なので気持ちも安定します。コノキの病院では点滴からスッと入れてくれるタイプでした。

 

 

ところで

カテーテル検査って何?

簡単に説明すると、カテーテルという管と造影剤などを使って血管の詰まりがないかなどを確かめる検査。基本的に足の付根の太い動脈からカテーテルを入れ、患部の検査をします。場合によって、腕の血管から入れることもあります。

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こちらは血管造影用カテーテルです。写真は下記のサイトから引用しています。

医療の挑戦者たち(4)ゴムのチューブを血管から心臓へ。自らの体で挑んだ実験が、心臓カテーテル法を生んだ。(ヴェルナー・フォルスマン)

 

血管造影のために、血管に造影剤を入れて写真を撮ります。参考までに、コノキの血管写真で説明します。白い網網はステント(昨年に入れました)、その内側が血管なのですが、白く消えています。血管が詰まったり血管の壁が厚くなると、このような状態になります。

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カテーテル検査の所要時間は大体1時間ほどです。

検査費用は実費の場合11万前後、3割負担の場合3万3千円前後。カードでのお会計も可能です。

 

 

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話を戻します。

 

今まで、「こんなアッサリ終わっちゃうんだ」 てくらい、全然辛いイメージが無かったカテーテル検査。

 

だけど今回、局所麻酔の注射も足の付根からカテーテルを入れ血管の検査をしていくすべての項目がこんなにも痛いんだ!!(汗)な認識に変わった。

 

 

体の中に管が入る訳ですから、ちょっとやそっとの麻酔じゃ効かないので、麻酔を何度も入れます。初めは表面に入れ、その後奥に奥にと麻酔を何度かに分けて注入。

 

 

この奥に奥にがもう半端ない痛さ!!!

 

 

規模が違うけど、例えて言うなら歯医者の麻酔の感じ...って言えば分かってもらえますか?

 

 

最初、表面にぷしっと刺しますが、その後グリグリっと奥に奥に入れてくあの感じ。

 

 

あれも十分に痛いですが、歯医者の麻酔の何十倍も痛い!!

 

 

麻酔だけでこんなに痛い。

 

もうこの時すでに「安定剤」の威力を知る。

 

 

何故私は「安定剤入れて」の一言が言えなかったのだろう。

 

激しく後悔。

 

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そして

いざ、カテーテルがコノキの血管に侵入!

 

 

医師が足の付根をサクッと切ってカテーテルを中に入れて行きます。手術で使うカテーテルとは違って、細いのでそんなにザクッとは切りません。

 

 

映像と医師の指の感覚?を使って血管の中をどんどん進んでいくカテーテル。

 

医師の指が動脈をグッと押さえるその動きにも激痛!!

 

うお!!!っと声を上げてしまうような、その痛みが何度も襲ってくる。

 

これ、持つのかな...正直もう私ダメかも...と思っていたコノキ。

 

その痛みで意識失ってくれた方が良かった。

 

そんなコノキに襲いかかったのは、その痛みだけでは無かった。

 

 

何度も襲う造影剤の恐怖。

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今まで、造影剤でこんなに苦しんだことは無かった。血管造影の際に何度も使ってきた。全然大丈夫と安心していたのに...

 

 

血管に造影剤が入る度にものすごい勢いで心臓がドクンドクン。 例えるならば「ドラゴンボール」の悟空(まだ尻尾があった頃)が月を見てしまった時のドクンドクンってなるような(分かります?)。

 

(例えが下手すぎてごめんなさい)

 

体が熱くなるのは造影剤を使う際に絶対にあることだけど、やけどしそうなほど熱い上、月を見た悟空みたいになっちゃう。それが血管撮影する度に起こる。

 

痛みとドクンドクンで気持ち悪くなり、激しい頭痛が起こり...意識朦朧

 

 

そんな中、医師達が何やら騒ぎ出す。意識がハッキリしていないから、何が起きたのか分からないが血圧がどうとか言っているのが聴こえた。

 

 

検査後少し経って、看護師から聞いた話だと

 

コノキの血圧が200近くいったから、緊急終了となったそうです。

 

必要な部分は撮影済みだったからその点は問題ありませんでした。

 

緊張とか、その日の体調が良くないなど患者の状態でも「いつもと違う事態」は起こりうるそうです。

 

 

コノキは検査の3日前くらいまで風邪で寝込んでいたから、それもあったのかなーと想像できます。入院した時には熱はなかったものの、風邪の菌はまだまだ潜んでいたのかも知れませんね。

 

さいごに

カテーテル検査をこれから受ける方に注意してほしいこと

1. 検査1週間前くらいから体調を万全にしておく。

2. 「安定剤を入れてください」と医師に伝える。

 

※安定剤は、病院によって錠剤で渡されることもあるようです。気になる方は医師に確認を取ってください。

 

 

 今まで、どれほど安定剤に助けられていたのか本当に知ることが出来ました。

 

 

本来、検査の際には安定剤は使わないそうなのですが、私はすぐ不安になったり緊張がピークに達すると気持ち悪くなったりするので、今までの検査では事前に伝えて入れてもらっていました。

 

「以前大丈夫だったから」とか「平気平気」とか思わずに、安定剤を入れて貰うことを激しくオススメします。

 

 

最後まで、読んで頂いてありがとうございます。

 

 

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