難病女子の心の裏側日記

難病女子の心の裏側をたれ流すブログ。

偽りの自分との付き合い方⑤【守ってあげたい 前編】

 

こんにちは、木ノ下コノキ(@kinoshitakonoki)です。

 

 

初めから読みたい方は

この辺でちょっとカミングアウトでもしておこうと思う。 - 難病女子の心の裏側日記

偽りの自分との付き合い方①【なんか違う感】 - 難病女子の心の裏側日記

この辺りから読んでいただきますと分かりやすいです。

 

 

今回はコノキの専門学校時代の話です。

漫画家になりたくて基礎を学ぶために東京の某専門学校に入学しました。そこで出会った一人の女性に恋をします。今回はそんなお話。

 

 

守ってあげたい

f:id:kinoshitakonoki:20180802112249j:plain

 

入学式も無事に終わり、授業1日目の朝がやってきた。

 

慣れない満員電車に疲れながら、ようやく駅に降り立って本館のある大通りとは別の薄暗い路地に入っていく別館。昼間なのにちょっと怖い。

 

歩いてると、一人の女性が同じ方向に向かっていく。もしかして!と思って少し小走りに相手に追いついて声をかけた。

 

振り向いたその女性は、目がぱっちりとした黒髪ロングの可愛らしい子だった。背がものすごく小さい。その可愛さに一瞬見とれてしまったがあわてて同じ学校か聞いてみた。

 

 彼女も同じ学校で、向かう途中ひとりで緊張していた、と言っていた。自分も!と言って二人で笑った。初めての教室に入ってからも(まだ時間が早かったこともあって)、二人で話していた。

 

緊張の初授業も終わり、「帰る」ってなった時、彼女を誘ってみた。彼女は実家が遠いので、東京に引っ越しをして学校の寮に入っていた。一緒に帰る時間は二駅分だったが、これから2年間一緒だし、ゆっくり仲良くなりたいと思った。

 

 

朝、同じ電車に乗ってるようで、学校の最寄りの駅に着くと彼女に会った。あれから毎日毎日色んな話をして、話し足りない日は近くのホットドック屋さんで話をした。

 

さらに仲良くなるとお互いカラオケが好きという共通点もあって、一緒にカラオケに行くようになった。他にも仲良くなった人はいたが、ふたりの方が楽だったし、ずっと楽しかった。

 

ある日突然学校に来なくなった 

 

今まで色んな話したし、色んなとこ行ったし、友達として(可愛いなと思ってはいたけどね)これからずっと仲良くしたいなって思っていた。

 

 

2年生になったある日、彼女が突然学校に来なくなった。

 

先生に聞いても詳しいことは教えてくれず「家庭の事情」とだけ言われた。仲良かった他の子たちも全く知らなくて驚いていた。

 

 

コノキの学生時代は携帯すらなかったので(PHSは持ってる人いたけど)、LINEで気軽に...とか出来ない訳で、実家の連絡先も知らなかったから、何が起こっているのか全く分からなかった。

 

 

ただ、前に彼女が実家の話をちらっと話したことがあった。うちの両親が仲悪くてケンカばかりしている家だと。「家庭の事情」と言っていたから、実家で何かあったのかな?

 

思いを巡らすだけで何も出来ない自分。

 

 

彼女が学校に来なくなって、1週間が過ぎた。

何故だか、嫌な予感しかしなかった。もう彼女は学校へ来ないんじゃないかと。

 

 

2年生になってから同じクラスになったAちゃんと話してる時に、彼女が今どうしてるのかの話になった。

 

私だけじゃないみんな心配している。 

 

何故だろうか、話していたら急に涙が出てきた。

 

Aちゃんが驚いて、「ちょっと帰りに話せるところに行こうか」と誘ってくれた。

 

その時は泣くのを我慢して、学校の帰りに展望台のあるビルに行き、そこで話をした。

 

ひとりになる不安?いなくなる不安?

 

急に泣き出した私を気遣って、あまり学校の人に会わなそうな場所を選んでくれたAちゃんに感謝だ。

 

そこの展望台はオフィスビルの最上階で、中は少し薄暗く雰囲気のある場所だった。

 

ジュースだけ買って、壁伝いにある椅子に座って外を眺めていた。

 

せっかく用意してくれた時間と場所。

 

なかなか話を始めることの出来ないコノキに、「心配だよねえ」と話をするタイミングを与えてくれたAちゃん。本当に気遣いもできる優しい子だ。

 

彼女が学校に来なくなって、明らかに落ち込んでいるコノキの話を聞いてくれようとしている。

 

 

「うん、心配。あれから一週間も経つし、何があったか分からないし、実家で何かあったのかも知れない...もう来ないかも知れない」とまで言ったら、また涙が溢れてきた。

 

 

コノキが泣きやむのを待っていた。少し落ち着いて、顔を上げたら

 

 

コノキちゃんはすごいね。そんなに友達のことを想えるなんて。

私なんて友達が来なくなったら、「どうしようこれからひとりになっちゃう」って自分の心配ばかりしちゃう。

だから友達を想って泣けるってすごいことだよ。

 

と、精いっぱいの励ましの言葉をくれた。

 

 

私はどっちだろう...?

 

 

いなくなっちゃってひとりになった寂しさ?不安?

彼女が心配だから?

 

 

たぶんどっちもだ。

 

 

自分の前からいなくなるのも嫌だったし、彼女が今どうしてるのか気になるし、何より彼女が心配だ。

 

 

 

これが自分の気持ちに気付く瞬間だった。

 

 

つづく

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

 

今回は前編後編でお送りします。次回をお楽しみに!

 

続きはこちら

www.kinoshitakonoki.com

 

 

では、またね(*´ω`)

 

ブログ村に参加しています。

よろしかったらポチッと応援よろしくお願いします(*´艸`*)

 ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 病気ブログ 難病(特定疾患)へにほんブログ村 恋愛ブログへ
にほんブログ村

 スポンサーリンク

 

他にもこんな記事書いています。

www.kinoshitakonoki.com

www.kinoshitakonoki.com

www.kinoshitakonoki.com

 

 ホーム   お問合わせ   プライバシーポリシー   サイトマップ