こんにちは、木ノ下コノキ(@kinoshitakonoki)です。
今回は小春さん(@55koharuno)のブロガー企画に参加した記事となっています。
募集していたのは1月だったのですが、なんだかんだと忙しく参加表明もできなかったのですが2月になってからも追記で載せるのがOKっぽかった(Twitterコメント欄を拝見)ので、まだ募集しているのか聞いてみたら快くOKしてくれて今に至ります。
ということで、わたしのとっておきの一冊を紹介します。
参加した色んなブロガーさんが紹介した記事【ブロガー企画】私のとっておきの一冊!ご参加ありがとうございます★|小春のきらきら日和**には小説やビジネス系の本が多かったのですが、わたしがここで紹介したいのは...
福山リョウコさんの「悩殺ジャンキー」。主人公二人のオシャレと恋と友情ドタバタコメディー漫画。
わたしの好きな漫画といえば、ひうらさとる先生の「月下美人(ムーンライトシンデレラ)」を抜いてぶっちぎりの1位に君臨した福山リョウコ先生の「悩殺ジャンキー」。
「月下美人」も「悩殺ジャンキー」も主人公がモデルをしていて、オシャレが大好き、恋愛も絡めてるところは似てるところがあるけれどね、その要素に加え、「まさかそんな」な設定と主人公ふたりの掛け合いがコメディになってて面白い。
さらに友達や仕事関係の仲間とか...至るところまでの関係性がうまく描かれている。
そして主人公とは関係ないところで、友達たちが恋愛や友情を育んでいたり...で後で驚かされたり。
なんでしょう。福山リョウコ先生の頭の中には、「悩殺ジャンキーの世界」が隅々まで広がっているようでグイグイグイグイグイ物語に引き込まれて行ってしまう。
もちろんコメディに留まらず、感動するし泣けるシーンも沢山散りばめられているのだ。これはハマる。わたしが学生だったころに読んでいたとしたら、今よりももっと共感してもっとドはまりしていたに違いない。
ここから、ネタバレになるキャラクター紹介でもしていこうと思います。
そして、イラストはわたしの手描きです。全く似てないことをお許しください。
「悩殺ジャンキー」の主要キャラクター紹介
ナカ、蕪木那伽(カブラギナカ)
この物語の一人目の主人公、蕪木那伽(かぶらぎなか)。モデル名はナカで活動中。好きだった先輩が「顔が怖い。モデル「ウミ」みたいな子が好き」と言ったことでウミのモデル事務所に入るが「笑顔が殺人鬼」という異名がつくほどに笑顔が下手すぎて、オーディションに落ちまくってまともに仕事にまでこぎつけられない中学生女の子。
常に笑顔の練習は欠かさない。
ウミ、梶原海(カジワラウミ)
この物語のもう一人の主人公、梶原海(かじわらうみ)。女性モデル「ウミ」として活動中。天使のように可愛い彼女だが、実は中学生男子。生徒会長も務める。男とバレたらモデル活動終了ということで始めたモデルのお仕事。母の友人の営むモデル事務所契約でモデル活動している。ナカと出会うことで色々変わっていく。
堤郁依(ツツミイクエ)
とあるオーディションの審査員としてナカとウミと出会った、堤(18)。通称郁ちゃん。カメラマンの彼はオーディションの際、部屋に設置されてる監視カメラを見て、ウミが男なんじゃないかと疑う。1巻から最終回まで登場し、ナカウミと共に成長していく。普段鬼のような厳しさだが、苺のお菓子が大好きなところは可愛らしいなと思う。
秋山千洋(アキヤマチヒロ)
4巻から登場する、メンズモンモの人気モデルの秋山千洋、通称ちーちゃん。今はモデルをバリバリにやっているが将来は映像作家を目指す。やたら至近距離に近寄って話す関西弁の18歳。大好きなミハネをそばで見ているしか出来ないが、チヒロの想いが溢れだすシーンは心から大好き。
永藤実羽(ナガフジミハネ)
ブランド「碧」の初代イメージモデルで、堤の元カノのミハネ。のちに出てくる杏珠(アズ)の姉。堤とは中学の時に河原で出会い、お互いの悩みやトラウマを改善していくエピソードがわたしは好き。
有田花楓(アリタカエデ)
中学生にしてファッションブランドを持っている有田兄妹、双子の兄、花楓(カエデ)。ナカウミとの出会い方は最悪だったが、ナカの優しさに触れてからもうドキドキが止まらない。
有田苺(アリタイチゴ)
有田兄妹の妹、苺(イチゴ)可愛らしい小っちゃい女の子だが、気は強くけんかっ早い。しかし、チヒロに出会って恋をしたことで、徐々に女の子らしさも手に入れていく。ナカウミとの出会いは最悪だったが、次第にナカとは大親友に。
宇津木遊佐(ウヅキユサ)
11巻に嵐のように現れて、「なにこいつ!」とはじめの頃は思っていたが、のちに「いいやつ」って思うほど、ナカウミと出会ってから一番変貌したやつではないかと思う男、ユサ。 メイクアップアーティストを目指し、のちにメイクでナカウミと仕事をするようになる。
永藤杏珠(ナガフジアズ)
ミハネの妹でめちゃくちゃ巨乳のアズ。モデル活動をしている。オーディション総ナメと有名だが、パパ(父親)のコネを使って合格している。堤が好きで、ナカを目の敵に。次第に仲良しになっていく過程が好きだな。
そして続いては、さらにネタバレがガシガシっと入ってる悩殺ジャンキーの見どころを書いていく。
悩殺ジャンキーの見どころ
この漫画を読むにあたっておさえておきたいポイントがある。それはナカとウミの成長だ。
ナカはほんっとに、モデル目指す子の中でダントツに笑顔が苦手である。そして緊張しいなので、動きもカクカクしちゃうし、感情的になりやすく、すぐに怒ったり泣いたり喜んだりが激しいくらい。それはナカの良いところでもある。友達想いのナカはダメなところは本気で叱ってくれるし、喜ぶときは本気で喜んで一緒に泣いてもくれる。
抑えられない感情をそのまま相手にぶつけるのだ。それがオーディションの審査員でも。その時のナカを見ていたオーディション関係者がナカを「素質ある」「面白い」と見つけてくれたり、感情を出しすぎることは良いことばかりではないけど悪いことでもないのだなと。素直なところがナカらしい。
ウミは女性モデルとして人気絶頂だった。そんなウミでも挫折を味わい一歩を踏み出せないでいた。「碧」というブランドのオーディションだ。「碧」のデザイナーさんにボロクソ言われて落とされて、それでもそのブランドの服をモデルとして着たくて...その複雑な思いを持ったままモデルをこなしていく。
ナカと出会うことで、今のままではなく前へ進む勇気を手に入れ、成長していく。
成長していく、ということはいつか終わりが来ることを意味している。海が「ウミ」としてできる時間は長くない。そんな成長の中での気持ちの葛藤と、これから自分の目指すところを決めるウミは本当にカッコいい。
悩殺ジャンキーの見どころ 2
ふたつ目の見どころは、ぐっちゃぐちゃに入り組んだ恋愛模様だ。
中学生と高校生の恋愛模様なのに、色んなキャラの気持ちがぐっちゃぐちゃに絡まってくる。
あーもうイライラするなー!と思うところもあるけれど、基本的にみんな素直じゃないだけで、好きな人が他の人を好きなのを知ってるから気持ち出せないだとか、自分で自分に制限かけてるだとか、「○○ができたら告白する」と相手がもう気持ち出してるのに無理に気持ち押し込めて、逆にきつい態度取っちゃったりとか...
もうほんとに中高生の恋愛だな、可愛いなもう!♡とニヤニヤして読んでしまう。
悩殺ジャンキーの見どころ 3
3個めは、とにかくファッションが可愛い。主人公やその他のキャラクターほとんどがモデルだから、撮影シーン、雑誌に載った写真などなど...とにかく可愛いのです。
ナカウミの成長過程に欠かせない、モデルとしての二人も楽しんでほしい。
漫画の本編もそうなんだけどね、漫画の表紙は「次に何が来るのか」というのが楽しみなるくらいに可愛い本当に可愛い。
見どころってタイトル出してるのに「可愛い」しか伝えてない...
【ブロガー企画】私のとっておきの一冊を紹介したいのまとめ
小春さん、遅くなって申し訳ないですが、悩殺ジャンキーへの愛を沢山語れたかなと思います( *´艸`)
楽しい企画をありがとうございます!
他にも書きたいことも紹介したいキャラもいるので、今回は50%くらいの完成度ですが、のちに追加していきますね。そして、キャラクター紹介イラストが間に合ってないけど、描けたら徐々にアップしていきます。
個人的に一番好きなキャラクターは苺ちゃん!元から可愛いけど、チヒロと出会ってからの彼女は苺という名前が本気で似合うほどに可愛い女の子に成長する。
てなわけで、わたしのとっておきの一冊は「悩殺ジャンキー」でした。
悩殺ジャンキー コミック 全16巻完結 (花とゆめCOMICS) [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者:福山 リョウコ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: コミック
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