こんにちは、木ノ下コノキ（@konokikinoshita）です。
今回は入院の時の話をしていこうと思います。
【入院日記】ダメって言われるとやってしまうのが人間だよねえ。
今までの入院日記に登場してきた方々のほとんどに共通するのが、「ダメ」って言われてることをやって怒られてるひとばかりなんですよね。
これなんて特に...
まー...人間「ダメ」って言われてることってやりたくなっちゃうんでしょけどw
今日はそんなひとの話を。
病院食をきちんと３食食べる人はどれくらいいるのでしょうか。
じぶん的には「入院中のときくらい病院食と水で過ごす」と決めて入院するので、それ以外を摂ることはありません。
わたしのこの病気の12回の入院+過去の入院生活の中では相当数の患者さんが、それ以外のものを家族に頼んで買って来てもらうってことをしている気がします。そして元気になってくると自分の足で売店等に行ってお菓子を袋いっぱいに買ってきているのを確認済みです。
もちろん食べてOKなら別に良いのです。
食べて見つかって怒られてもまた食べてる人って怒られても気にしないのですかね。怒られてまで食べたいのですかね。
まー
他人のことなんて気にしたって仕方ないのですが、それが隣の人のことになると気になって気になって仕方なくなります。
というのも、隠れて食べるわけですから、夜が多いわけですよ。そうすると、カーテン越しだけれど、お菓子の匂いがぷおーんと匂ってくるわけです。
それが毎日だとこちらも気持ち悪くなるわけです。
看護師さんにばらしてしまおうかと何度も思ったけど、やめました。
自分は一週間も入院しないわけですからね。最初の入院のときは２か月ちょっとの入院だったので、色んな音や臭いにいちいち反応していましたが(;´∀｀)
今回の隣人
で、今回のお隣さんはどうやら大腸の手術をしたようなんですよね。
痛みが酷くて色んな痛み止めを点滴にまぜてもらったり、錠剤の痛み止めに替えてもらったり...そして痛みが酷いことで起る「便秘」。
これは昔わたしも経験があります。
大腸じゃないですけど、胆のう炎で胆石出来てしまって冷や汗ハンパなかった転げまわるほどの痛みだった時に便秘になって最悪でした（痛みで病院に行ってもレントゲンに便しか映ってなくて「便秘ですね」ってそれ以上その病院では診てもらえなかった悲しい思い出）
さて、話は逸れましたが、痛みがすごそうで辛そうだな...と思っていました。
そして食欲もあまりないのか出された病院食の３～４割しか食べられない、とよく看護師さんや先生に言っていたので、相当な辛さみたいなものをカーテン越しながら感じていました。
が、その夜にぽりぽりぽりぽりぽりぽり.......と何やら食べてる音が..........
こ...これはプリッツ！！
耳と鼻でガッチリ察知できましたよ(笑)
あれ？食欲ないんじゃないの？
ご飯食べられないのって夜にお菓子食べてるからじゃないの？
という疑念に。
隣人の暴走は止まらない
お隣さんが病院食がどれだけ食べられるようになるのか、そこが先生も看護師さんも気にしているようで、５～６割食べられるようになってきたと言えば「ええ！すごいじゃない！」と大喜びするんだけど、それに嬉しくなったのか？「７割くらいになってきた」と次の日には言い、また大絶賛。
そんな時にお隣さんは「わたしおかゆよりもパンの方が食べられるかもしれない」と提案。
「その方が食べられるならしてもらいましょう！」とパン食になっていました。
それ絶対食べたいからじゃない？(笑)
もう途中から、その言動が面白くて、次はなにが来るのか楽しみにしている自分がいたw
ただ、そんな自分勝手なことがいつまでも続くこともなく、いつから気付いてたのか最初から気付かれてたのか、主治医っぽい先生が顔を見に来たそのとき、またお隣さんが得意げに「９割食べられるようになったんですよ！」と言ったら、
おお！食べられるようになったんだね。
○○さんはお菓子ばっか食べてるからね、３食きっちり食べて、間食はほどほどにしてね。これからの生活の中でも気を付けないとまた手術することになるからね。
と言い残して去って行きました(笑)
お隣さんの反応が見たかったーーーーーーーーー！
どんな顔して聞いてたんだろうね。
それを言われたからなのかどうなのか、お菓子ぽりぽりはその後聞こえなかったよ。
おわり
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