こんにちは、木ノ下コノキ(@kinoshitakonoki)です。
今週の月曜日に退院してきました。
退院後、なるべくなるべくゆっくりと過ごそうと意識しながら過ごしたら、もう土曜日になってしまいました。
さて今回から新しい病院に入院してきたわけですが、なぜだか今回の治療がいつもとは違ってるのか何なのか、治療後のわたしの体の状態が良い気がするのです。
【闘病日記】(75)(2021.06.19)今回の治療は何かが違う!?「普通」ってすごいことだね。
「普通」って考えるとすごいことだと思いませんか?
わたしが最初に思ったのは、2016年の高安動脈炎と診断されたばかりの入院のとき。
死にかけて即入院になって、「死」というものをものすごく考えさせられた。
少しずつ回復に向かったものの、寝たきりの可能性が高いと言われて「普通」の生活はもう戻って来ないんだ...と悲しくなった。
血管の炎症が落ち着いてきて、治療ができるって聞いたとき「また普通に生活できる?」と生きる希望みたいなものが見えた。
治療をしても「普通」とはかけ離れた生活だったけど「普通に近い状態にはなれてる?」と思いながら「いつか本当に普通に生活できるかな?」と
わたしは「普通」に憧れていた。
今までの12回の治療をしても「普通」とはまたちょっと違った「普通に近い」状態を3ヶ月ほど過ごして体調が徐々に悪くなって4~5ヶ月経つ頃には歩けなくなり入院を繰り返している。
しかし今回の入院はどうだ。
今までどんなに治療を繰り返しても「普通」とは言い難い体だったが、「普通に限りなく近い体」になっていないかい?(驚き)
それを感じたのは治療の後からだ。
いつもは治療後何時間眠ってんだよってレベルで、体がグッタリなのか何なのかわたしは目を覚まさない。
看護師がどんなに声をかけても、医師が気になって見に来ようが気付かない。という感じでずっと眠っているのがわたしだったんですけど、なぜか今回は「ぼーーーーー」っとする時間もなく術中2時間半とその後2時間の合計4時間半寝てただけでパチッと目が覚めた。
いつも夕方近くまで眠って、その後もぼーーーっとしたまま夜を過ごしてまた眠りにつくのに。
今回この、目がパチッと覚めてから動けない時間(絶対安静で起き上がれない)が長く感じたのが難点だったけど、看護師さんに言ってテレビ観て過ごしてたから良しとしよう。
夜の「突破ファイルスペシャル」も観れたしな(*'ω'*)
そして朝、あまり眠れなかったにもかかわらず、なんとなく今すぐにでも歩けそうな気がした。
看護師さんが「このあと歩けるならおしっこの管抜いちゃうよ」というので、「歩ける気がします!」と張りきって立ち上がったらビックリするほどスッと立てて、サッサッと歩いてるのを見て驚いたような声で「大丈夫そうだね」と。
今までも歩けはしたんだけど、何ていうかたぶんわたしにしか分からない感覚なんでしょうけど、これ今までで一番普通に立ててるし歩けてる状態なんです。
「普通」の説明って難しい...(;・∀・)
ちなみに病院は変わっても主治医は変わってない。
ただここ数回の治療してる医師は違っていました。それでも数回だけなので、治療する人が違うからってのは理由にはならないだろうね。
治療に使った薬が違う?機械が違う?考えても分からないし、(薬の種類ひとつひとつ載ってる)明細見ても分からない。
なんだか分からないけど、ただただ調子がいい。
わたしが病院内を普通に歩いてる姿を色んな看護師さんや医師に見られてる。
揃って「来た時と違う」「普通に立ってる」「普通に歩いてる」と言うのだ。
主治医は毎日病室に顔を出しては「普通だね(笑)」と見ていくのだ。
立つ、歩くだけじゃなくて
洗面所での歯磨きも顔を洗うのも、その場で立ったままできる幸せ。
普段のわたしは洗面所で座って磨かないと前のめりに倒れそうになるから、逆にいつも鏡に頭預ける形で口をすすぐ。
なんでしょう、この変わりよう。
他にも色々変わった所があるから、そこは次回書いていこうと思います。
「普通」はすごいって話でした。
では!
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