こんにちは、木ノ下コノキ(@kinoshitakonoki)です。
寒い日と少し暖かい日が交互にやってきて、風邪っぴきのわたしです。熱は落ち着いたので、忘れそうになっている記憶をたどって入院日記でも書いちゃおうと思います。
【入院日記】突然の笑いと裏表と切ってもやめられない恐ろしい患者の話。
第一話 笑いおばさん
笑い(わらい)とは、楽しさ、嬉しさ、おかしさなどを表現する感情表出行動の一つ。 笑いは一般的に快感という感情とともに生じ、感情体験と深くかかわっている。 また、笑いは感情表現の中でも極めて特殊なものであり、すぐれて人間的なものである。
そう、笑いは楽しさ嬉しさおかしさを表現するものだ。
あれは、何に笑ったのか未だに不明なのだが、それは突然起こった。
入院二日目の夜、術後なので看護師さんがマメに体をチェックしたり点滴交換に約二時間ごとに起こされるわたしは、その夜眠れないでいた。夜中3時ごろだったろうか...
んふふふふふふふふふ
大音量で不気味な笑い声が聞こえた。
え?何??!
んふふふふふふふふふ
え?え?何こわい
んふふふふふふふふふ
この笑い声が何度も続いたかと思うと、急にパタリと止み病室は静かになった。
朝になり、少しだけ起き上がれるようになったわたしは、ベッドを少しだけあげると本を読んで朝ごはんを待っていた。
すると昨夜に聞こえた、あの笑い声がまた病室に響き渡った。
んふふふふふふふふふ
「楽しそうね~」とわたしの向かいベッドのおばさんに声をかける、看護師さん。
え?ちょっとこの声向かいのおばさんのだったの?
まるで天井から鳴り響くような声だったから妖怪やら霊的ななにかかと思っていた。
とかそんなことより、え?おばさん何して笑ってるの?楽しそうってなに?
カーテンで仕切られてるから、自分で開けない限りベッドの中の人を知ることはできない。そしてその人が何してるかなんて分からない。
その時のわたしはベッドの中では動けるけど、まだベッドから降りても歩いても行けない。不明なまましばらくの時間を過ごしたが、お昼少し前にベッドから降りてもいい許可が出たわたしは見たかったその光景を目の当たりにする。
んふふふふふふふふふ
テレビをみてる
いや、ふつーだなおい。
そんな面白いテレビやってたんですか?
んふふふふふふふふふ
その夜は前日寝てなかったこともあって爆睡しちゃったので、笑いがあったかどうかは分からないけど、入院中、夜中に起きるとこの笑い声が聞こえる。
夜中にテレビ見てた可能性もあるけど、「夜眠れた?」の問いに「眠れました!」って答えるおばさん。
あのおばさん、寝ながらも笑ってるんですかね...(ははは)
第二話 裏表激しすぎるだろ!おばさん
人の見ているところと見ていないところとで、態度・行動が違うこと。かげひなた。「裏表のある人間」
年は50~60代と言ったところでしょうか。
とても上品そうな喋りが聞こえてくる。きっと身なりもきちんとした綺麗な女性なんだろうな、と勝手な想像をする。
看護師さんや医師、リハビリの先生などその患者さんには色んな人が顔を出す。その時のあいさつや話し方などわたしの中では上品そのものだった。
午後、面会の時間になると旦那さんと思しき人物が訪ねてきた。
入り口できちんと「こんにちは、入らせていただきます!」と必ず声をかけ、とても元気な印象の人だった。
旦那さんと思しきその男性と上品なおばさま風の女性が話し出したとき、わたしは耳をうたがった。
ちょっとーあんた!何やってんの!
○○しないでっていつも言ってるでしょ!!!
そして、何かをしようと洗面所に行った男性に、
は?何してるの?それそこじゃないでしょ!!!
ほんとあんたは気が利かないわね!!
え...と
あの上品なおばさま風のあの女性ですよね?今声を荒げてる人...。
そして途中に看護師さんが来たりするとですね、また上品な喋りになる。看護師さんの前と看護師さんがいないところで、180度言葉づかいが変わる。
多少人前で変わるのは普通だと思ってるけど、ここまですごい人は初めて見ましたよ。
そうそう、あなたですよ。
このブログ、はさすがに読んでないか。
チャンチャン♬
次回予告
突然の笑いと裏表と切ってもやめられない恐ろしい患者の話。②+α をお送りします。
では(*´ω`)
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