こんにちは、木ノ下コノキ(@konokikinoshita)です。
今日は少しいつもとは違う話をする。
わたしの恋愛観みたいなはなし。
いつもとまた違う内容だけど書きたい話がある。
今朝、起きがけに#創作漫画 普通の恋愛① - 直正也のマンガ - pixivを読んだ。(下記)
今は16話までと現在pixivで連載中である。
主人公 文原一良(ふみはらいちろう)通称ふみさんは同性愛者。中学生の頃、好きになった男性に告白したのを同級生に見られ、「気持ち悪い」と言われてから心に深い傷を負ってきた。
そして後に付き合うことになる東(ひがし)は男も女も関係ないって考えの人でとりあえず告白されて嫌じゃなかったら付き合うなどしていたが「誰かを好きになる気持ちみたいなものがよく分からない」人だった。
そしてそこに出てくる他のキャラクターたちが、恋愛に関して「自分は変じゃないのか」「普通の恋愛ができない」と悩んでた。
これ以上はネタバレになってしまうと思うので書かないけど、これを読んでものすごく共感の嵐だった。
自分もそうだなと感じたからね。
この話をするのはもう二回目だが、わたしはバイセクシャルである。ま、女性とは付き合ったことはないが、一目惚れとやらは女の人にしか起こらないし、好きになるのも女の子ばかりだったので20歳になるまで「わたしは変なんだな」と思ってた。
高校のとき彼氏なるものがいたこともあったのだが、仲が良いことを周りから言われ続けてなんとなく付き合うことになったが、半年もしないままその関係は終わった。
手を繋ぎたいとかキスをしたいとかなにも感情が湧いてこなかった。
専門学校に入ってすぐわたしは一目惚れした。
相手は女の子である。小さくて華奢で目のパッチリした可愛らしい女の子。授業開始一日目に思い切って話しかけて話してみると、最初は緊張しながらも明るく話すその子を可愛いと思った。見た目は小動物のような感じだったが話すと芯の強い人だなと感じた。
なんか色々あって(前に書いた話どこいったっけな)「守ってあげたい」と思うようになって、彼女が大変なときにはそばに居た。
そして卒業するとき、思い切って告白した。付き合いたいというよりは離れたくないという気持ちが強かったかもしれない。
結果はダメだったが、彼女は「友達で大丈夫ならこれからもよろしく」と言って、卒業後もお互いの家を行き来してちょっとした旅行みたいな気分を楽しんだ。(お互い県外)
でもその後はお互いの仕事の忙しさや交友関係なども変わり、手紙のやり取りも年賀状もなくなり今に至る。
どうしてるんだろうなーと思い出すときもあるけど、いい思い出として私のこころに収まってある。
そしてわたしは、専門卒業して就職をするんだけど、半年経った頃に誘われた合コン(数合わせ)に行って一個下の男の子と付き合うことになるんだよね。
小っちゃくて目がきれいでまつ毛長くて細マッチョ体型の男の子。細マッチョと男という面を抜かしたら、確実に前の子引きずっているでしょ(笑)ってくらいに可愛い人だった。
周りの友達に「狙ってたのに」とか「〇〇ちゃんの好きな人なのに」とか散々言われて友達離れてったけど、付き合ったのは私だし~と特に気にしないで楽しく付き合えた。
その彼とは手つなぐときにドキドキしたり、くっついたりが出来たり、なんていうか...
「わたしは男性も好きなれるのか」と自分のなかで「へえそうなんだ」と驚いた。
相手の見た目が可愛かったから、ってのもあったのかも知れないけど...相手も好きになってくれて私も相手のことが好きでっていうのを初めて体験したのが20歳(はたち)。
まあ、この恋愛の結末は怖い話ブログのどっかに入ってる(適当だなおい)。
(探してみたら消えてたので消したみたい)
その後は、告白されたら付き合って(相当無理なのは断る)一緒にいるうちに好きになる感じの恋愛をずっと続けていた。
ただやっぱり付き合ってみたけど好きにならなかったパターンももちろんあって、別れを切り出してはキレられたり泣かれたり...もうそういうの止めようと思って誰とも付き合わない期間設けてみたり、
同じ会社の女の子を好きになっては彼氏と同棲してる話聞いてショック受けたり、やっぱり基本的にはわたしは女性を好きになって、付き合うのも好きになるのも女性でも男性でも関係なくできるのだな...と20代を過ごした。
20代も終わりになってきたころ、当時付き合ってた彼氏と結婚話もあってお互いの両親への挨拶も済ませて結婚したが、一年ちょっとの結婚生活にピリオドを打った。
その時のはなし。
この後もう一回結婚するがモラハラDV旦那だったので5年ほどで離婚する。
ちなみに離婚後は、なぜか年下にモテるという変なモテ期にぶち当たり、12歳年下のわんこのようなペット(彼氏なのか?)ができたり(ただ「結婚したい」言われて「彼氏って感じがしない」言って泣かれてそのまま別れる )、デートしたら必ずOKしてもらえると思った年下くんが告白断ったらキレて大変だったり、身長はめちゃくちゃ高くてがっちりだけど中身がめっちゃ女の子っぽい年下くんと付き合ったけど、性癖に付き合えなくて別れたりを繰り返してて疲れた。
他にも思い出した話あったけど、怖い話ブログに書いたくらいに怖いことに発展した話だからやめておこう。
という具合に、女の子を好きになる癖に告白してきた男と付き合うことに自分でもよく分からなくなっていた。
人生の中で一度だけ可愛いなと思う女の子と付き合えそうになったタイミングがあったが、当時わたしにはペットと一緒だったので、「あいつが居なくなったらいいですよ」言われたけどペットといることを選んだんだよね。
考えたら結構ひどいことしてるよね、わたし。あはは
彼氏?が居ても、可愛いなーって思うことはあるんだから仕方ない(開き直り)
そして、まあ色んなことを繰り返してる途中に今の病気になって、死にかけて復活してからもしばらくデートの誘いだのなんだのがあり、2人会ったけどプレドニンで顔パンパンのわたしに引いて逃げた(と思っている)男たちに笑い、半分プロポーズのような告白「病気大変だよね。(たぶん同情して)俺が守ってあげたい」と言ってくれた人の告白を「ごめんなさい」と断り、途中ノリで付き合った人と超短期間で別れ、その間もたぶん好きになった男性はいなかった。
もう何年も前の話だけど、とある会社で一緒だった先輩(とは言っても年下)の女性がいた。よく一緒に飲みやご飯に行ったり、洋服や雑貨見に行ったり楽しかった人。
ちっちゃくって華奢で目がパッチリで芯の強い人(好み変わってないな)。
会社を辞めた後もお互い家が近かったこともあって、よく近所の居酒屋で飲んでいた。
ま、その人の彼氏との同棲が始まるとかで近所になっただけなんだけど、ちょっと彼氏に嫉妬しながら、女友達として過ごしていた。(追記 2021年3月に結婚してそこでまたショックを受ける)
何度か、というか何度も彼氏の愚痴やケンカの後の慰め役?みたいなものに選ばれては、その度に告白めいたことを言って、だからと言って何もないけどね。
いつも彼女を家に帰して、わたしはまた一人でアパートに帰る。
その子とは未だに時々連絡取っては、お互いが時間あるときにご飯行ってる。(去年からコロナ禍というのもあって会ってはないけど連絡は取り合っている)
その度に可愛いなと思ってしまうのはもう仕方ないと諦めて、前みたいな告白とかなんかそういうのはしないけど、女友達としての付き合いを楽しんでいる。まだこんなこと思ってるとか言ったら引かれそうなので言わないけどね。
で、今現在はというと、昔から知ってるけどしばらく会ってなかった昔の会社の先輩と付き合っている。
え?性別はどっちだって??
まあ、あれだ。
一応男だ。
だけど、彼もまた「人を(恋愛的な意味で)好きになれない。」と思っている人(悩んではいなそう)で、わたしの今までのことも知ってるし、お互い恋愛的な好きはない。一緒にいると楽ではある。
(追記(2021.5.27) 一緒に居たら意外とドキドキしている自分に驚いている。これは恋なのか?)
理解できない人には理解できない話であろう。
だけどそれでよい。
わたしたちは私たちの付き合い方がある。
昔のまま、今のまま
一緒に居られたらいいなと思う。
おわる
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