難病オンナの心の裏側日記

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子宮頸部円錐切除術から2年が経ち、通院もなくなりました。

 

こんにちは、木ノ下コノキ(@kinoshitakonoki)です。

 

 

実は半年前から書き始めていた記事なんですけど、うまくまとめきれないまま半年が経ってしまいました|д゚){なので、実際には2年半が経っています。

  

 

最初に、

2年半前に子宮頸部円錐切除術という手術を受け、その時の様子・痛み等を今まで4回に分けて記録を残しています。

 

 

 

子宮頸部円錐切除術というのは、子宮頸がんの治療法のひとつで子宮頸部の一部を円錐状に切り取る手術です。詳しくは子宮頸がんについて書かれている下記の記事を見てください。

ganjoho.jp

 

今回は子宮頸がんが疑われてから今に至るまでの話をしたいと思います。

 

子宮頸部円錐切除術から丸2年が経ち、通院もなくなりました

 

f:id:kinoshitakonoki:20200626154722j:plain

 

わたしが最初に婦人科を受けたのは、2015年の夏ごろだったと思う。

 

当時わたしは通販会社の巨大倉庫内で商品の管理や発送準備などの仕事をしていました。その少し前に離婚し、当時のバイト代ではやっていけず、派遣会社を通じて入った会社に週5~6日出勤していました。

 

倉庫では結構ハードな仕事で、今までに持ったことがない重さのもの(お酒や炭酸水の瓶が何本も入っているもの(やたら重い)だったり大型の介護用品など)も持ったり運んだり、早さを求められたので台車に乗せて走り回ったりと、今では考えられないほどの仕事量でした。

 

そんなハードな仕事の中、下腹部への鈍痛と不正出血があったのです。

 

慣れない仕事で体や心にストレスかかってるのかなーと初めは軽く考えていました。「きっと休めば治る」と思っていましたが仕事は休めず、週一回の休みは寝て過ごすだけ。

 

不正出血が気になったまま仕事に行き、またハードな仕事...。

 

そんな時、下腹部に強い痛みが襲い、貧血のようなクラクラで座り込んでしまったら立てなくなって、会社の人に話して早退、少し会社で休んだ後そのまま婦人科に行ってきました。

 

するとそこで、「子宮頸がんの検査をしましょう」となり、細胞診を受けることに。

 

結果が出て聞きに行くと、「ちょっと、出ちゃいけない細胞が出ている。詳しい検査受けた方がいい」と大学病院に紹介状を書いて貰い、その病院に行くこととなった。

 

そこでコルポスコープ診組織診という検査をすることになって、最初は本当に痛いし泣きそうになりながら組織を切り取って、検査に出してまた結果を聞きに行った。

 

 

すると軽度異形成という結果が出され、え?それは何?ガンなの?え?って混乱した。 

(当時はまったく検索とかもしなかったので詳しくありませんでした)

 

実際には子宮頸部に異形成があって、その部分の進行状況による名前なんですけど、軽度異形成、中等度異形成、高度異形成、前がんと進行状況具合によって名前が違います。

 

わたしの病状の進行は約2年半かけてじわじわと軽度異形成、中等度異形成、高度異形成、前がんと進んでいくんですよね。その体験談も書いています。

www.kinoshitakonoki.com

 

上記の記事にも書いているけど、「今度こそ人生終わったか?」と思ったんですよ。

 

最初の診察から進行していく中で、途中難病になっちゃうし、子宮頸部の病状の進行状況のダブルパンチで私の気持ちはボロボロでした。

 

2015年 子宮頸がん検診で異常な細胞が発見され、今の病院で精密検査

     軽度異形成と診断→中等度異形成と進み(悪化し)

2016年 膠原病 高安動脈炎(難病)と診断

    子宮頸がんの精密検査 高度異形成 前がんと診断

2018年 子宮頸部円錐切除術

     脳梗塞と診断(小さな脳梗塞見つかる)

2019年 子宮頸がん完治

     子宮筋腫と診断

(2019.01.21)ひとつ治療終えたらひとつ病気が増えた話。 - 難病女子の心の裏側日記

 (病気の時系列見たら、色々落ち込むとこあるな...)

 

けど、今から2年半前に円錐切除を受けて、病理検査の結果陰性、がん細胞もなかった。医師からの話を聞いたときには「ああもうこの不安から抜け出せるんだ」と本当に安心で力抜けた。

 

実際には、子宮がある限り再発の可能性があるんですけどね。

私の友達は再発の可能性も考えて、円錐切除しないで子宮全摘手術を選びました。

 

人それぞれに年齢や環境も違うから、どっちがいいとは言えないので家族や病院の医師との相談で決めるのが一番です。

 

 

そして、子宮頸がんにはワクチンも存在しています。

www.know-vpd.jp

 

ただ、このワクチンは日本では積極的に推奨しているわけではないということで、気になる方はワクチン接種を行ってる病院などに相談してみるのがいいと思います。

色々読んでいると賛否両論があるようです。

 

ワクチンによる副作用に悩まされてる女性の体験談を読んでしまうと、このワクチン自体どうなのかな?と思うところはありますが、ワクチンを打つことによってそれが防げるなら...といろいろ考えてしまいますね。

 

子宮頸がんは性交渉を経験したことがある人ならその細胞を持っている(可能性がある)と言われています。経験してしまうであろう年齢より下の年齢にワクチンを打つ必要があります。

推奨年齢は小学校6年生~高校1年生相当の女子です。小学校6年生または中学1年生になったら初回接種を受け、1~2か月の間隔をあけて2回目、初回接種の6か後に3回目を接種します。

HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン(子宮頸がんなどの予防ワクチン)- Know VPD!

詳しくは引用のサイトを見ていただくのがよろしいかと思います。

 

まとめ

子宮頸がんの検診が日本ではまだまだ受ける方が20%と少ないと言われていますね。私も不正出血があって受診するまで子宮頸がんの検査は一度もしたことがありませんでした。(なんなら乳がん検診もここ数年の間が初でした)

 

「自分は大丈夫だろう」とか「自分には関係ない」なんて変な自信を持たずに、20歳以上になった女性は毎年検診するのをオススメします。

 

痛みや出血などによって苦しんだり、この病気の可能性が出て不安になったりという女性がひとりでもいなくなりますように。

 

読んでおきたいがん検診について

子宮頸がん検診の検査方法|知っておきたいがん検診

各自治体のがん検診窓口・都道府県|知っておきたいがん検診

がん検診の無料クーポン|知っておきたいがん検診

 

余談

「今回で終わり、もう来なくて大丈夫ですよ 」と医師に言われたわたしは、急に不安になって「え?大丈夫なんですか?ほんとに来なくていいんですか?」とオロオロとしてしまいまして

「じゃあ、予約はできないけど、来年でも再来年でも通院の帰りにでも検査していきなよ^^」と超軽い言葉で子宮頸がん検診のお誘いを受けましたw

 

まあでも世界中がこんなことになってしまって、いつもの通院以外むやみに病院内歩きたくないのでまだ行けてません。少し落ち着いたら検診に行ってこようと思います。

 

 

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